FIELD INVESTIGATION PROCESS
UIC ASSOCIATES LIMITED
台湾現地確認の進め方と
確認できる情報の範囲
台湾での債権回収において現地確認を依頼する場合、実際に何がどのように確認されるのかが分からないまま進めることへの懸念がある。ここでは、UIC Associatesが台湾で行う現地確認の具体的な進め方と、確認できる情報の範囲を説明する。
FIELD PROCESS
現地確認の基本的な流れ
情報整理と確認方針の決定
依頼者から提供された情報をもとに、確認対象・確認場所・優先順位を整理する。登記住所・代表者の関連情報・取引に使用された連絡先など、手元にある情報を起点として調査の方向を設定する。
公開情報・登記情報の照合
台湾経済部の法人登記情報・不動産登記・裁判所の公開記録など、台湾国内で閲覧可能な公開情報を取得・照合する。この段階で法人の現状・代表者・資本金・登記住所・関連法人の有無を確認する。
現地訪問による実態確認
登記住所・営業所として提示された住所・代表者の関連住所に調査員が直接赴く。建物の外観・表札・郵便受け・テナント表示・周辺への聞き取りを行い、実際に事業が行われているかを確認する。
行動確認・所在確認
所在不明の債務者について、関連する住所・勤務先・取引先への現地訪問と聞き取りを通じて現在の所在を確認する。確認できた場合は、所在地・活動状況・生活実態を記録する。
CONFIRMABLE INFORMATION
確認できる情報の範囲
法人に関して確認できる情報
- 登記住所における事務所の実在確認
- 営業実態の有無(従業員・設備・表示の確認)
- 代表者の登記状況と複数法人への関与
- 関連法人・グループ企業の存在
- 台湾内での公開記録(裁判・差押・破産関連)
個人(代表者・保証人)に関して確認できる情報
- 登記住所・申告住所における居住実態
- 現在の活動状況(出勤・移動・生活拠点)
- 関連する事業活動の継続状況
- 台湾内での公開記録
資産に関して確認できる情報
- 不動産登記(台湾内の土地・建物の名義確認)
- 法人名義・代表者名義・家族名義の不動産
- 車両登録情報
- 事業資産の存在確認(設備・在庫・営業活動の規模)
銀行口座の残高・取引履歴については、台湾の法的手続を経ない限り確認することができない。これは確認できない情報として明示している。
NON-CONFIRMABLE INFORMATION
確認できない情報の範囲
- 銀行口座の残高・入出金履歴
- 個人の所得・納税情報
- 法的手続を必要とする差押・仮差押の執行
- 台湾当局が保有する非公開の行政情報
これらは現地確認の範囲外であり、台湾の弁護士を通じた法的手続が必要となる。UICは確認した情報を弁護士に提供することで、法的手続の準備を支援する。
REPORTING
確認結果の記録方法
現地確認の結果は以下の形式で記録する。
- 訪問日時・場所・確認者
- 現地で確認した事実の記述
- 写真資料(建物外観・表示・周辺状況)
- 聞き取り内容の要約
- 公開情報から取得した登記・記録類
記録はレポートにまとめ、依頼者に提出する。写真・資料は添付ファイルとして提供する。
LOCAL STRUCTURE
台湾現地確認の特徴
UIC Associatesは台湾に拠点を置いており、調査員が現地で直接動くことができる。日本の調査会社が現地パートナーを通じて間接的に確認を行う構造とは異なり、台湾国内での情報収集・現地訪問・関係者への接触をUIC自身が担当する。
日本語での対応が可能であり、レポートは日本語で作成する。相談から調査完了まで、日本にいながら手続きを進めることができる。


